お客様本位の業務運営
~私たちの想い~
当社は、2000年5月、『葵(Aoi)』のように繁栄し続けられる企業として、お客さまに『安心』をお届けし続ける『最高のエージェント(Agent)』でありたいという想いを込め、社名をAAグループ葵エージェンシー株式会社としました。1962年ジョン・F・ケネディー米国元大統領が全米生命保険協会で述べた保険募集人のミッションへの賛辞「Be Proud(私たちの誇り)」に感銘を受け、当時業界ではめずらしかった複数の保険会社の商品を取り扱う乗合保険代理店として誕生、以来今日まで皆さまの多大なるご支援のもと地域密着型の保険代理店として発展してまいりました。
以来当社は「私達は、お客さまから最も選ばれ信頼される企業グループを目指します」を経営方針に掲げ、昨今隆盛を極めるオンラインによる募集等非対面の営業とは一線を画し、今日に至るまでお客さまとの「Face to Face」の密なコミュニケーション、地元密着による地域社会への貢献に努めております。
これらの方針を着実に実現し、常にお客さまにとって最善・最高の商品・サービスを提供し続け、スタッフ全員が自らに「誇り」を持てる代理店であり続けるべく、金融庁の「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択し、以下のとおり取り組むことを宣言します。
<お客さまとのお約束(スタッフの想い)>
私たちは、アットホームな空間で「お客様の不安」を和らげるために、今!始まった新しい生活スタイルを模索しながら時代の変化を敏感にキャッチし、末永くお客様のサポートをし続けます。
スタッフ一同、知識、技術向上と思いやりを持って地域の社会貢献と成長を目標とし互いに認め合い、感謝、ありがとうで溢れた職場でお客様に想い届けます。
<取組方針1>「お客さま本位の業務運営の推進に関する取組み」
当社は、経営理念「私達は、お客さまから最も選ばれ信頼される企業グループを目指します」の実現に向け、「お客さま本位の業務運営」を企業文化として定着させ、「皆様に愛される地域一番店」を目指し、「常に専門的知識を維持するプロフェッショナル」として、お客さまに常に最善の商品とサービスがご提供できるよう社内態勢を構築するとともに、社員全員が真剣かつ真摯に本宣言に取組み、その実現と業務運営のレベル向上に努めます。
また、定期的に自主点検・監査を行い、公平公正な活動を心がけ、社会的責任を果たします。
また、本宣言は定期的に進捗や状況等を解析のうえ、成果指標としてのKPIとあわせて公表するとともに、PDCAに基づく断続的な見直し、改善を行います。
【取組内容1】
●本宣言の推進のため、代表取締役を推進責任者、専務取締役を推進担当者に任命しています。
●スタッフ新規採用、グループへの経営参加については、当社の経営方針および本宣言に心から同意し、共に歩むことができることを条件とし、厳選採用しています。
●販売に関わる手順等を社内でルール化し、研修を通じて社員に周知しています。(最新版;2023年4月)
●本宣言の改定に伴い各事務所に掲示し、ホームページに掲載しました。(2023年11月)
●日々の朝礼において、経営理念や本宣言について、読み合わせ周知しています。
●内部点検において本宣言の社員周知度をヒアリング項目としています。
●「取組内容1~5」および「KPI」のデータを更新しました。(2023年11月)
<取組方針2>「お客さまに最適な商品・サービスをお勧めするための取組み」
当社は、「お客さまの最善の利益」を最優先に考え、コンプライアンスを守り、社会的良識に従って行動し、信頼される存在として最適な保障(補償)を選ぶお手伝いをし続けることをお約束します。
そのため、法令等および社内のルールに従い、お客さまのご意向やライフプラン・経営戦略、属性、経済状況等の実状に沿った最適な商品をご提案します。これらに適合しない売上目当ての不適切な募集は決して行いません。
【取組内容2】
●業務上必要な関連法令を遵守します。その周知に向け社員研修を継続的に実施します。
●お客さまに保険を販売する手順を「代理店業務管理マニュアル」に定め、ご加入にあたって必要な重要情報(契約内容、商品性、保険料、不利益事項等)について、お客さまが内容を理解するのに必要な時間・頻度を確保したうえで、丁寧かつ分かりやすく説明いたします。
●お客さまには最適な商品をご提供するため、日ごろから各社の商品を研究し、どの商品がお勧めなのか、あらかじめ取り纏めたうえで、実際の販売において、これらの情報に基づき、複数の保険会社の商品の中から、当該お客様に最適な商品・サービスをご案内します。
●お客さまにお勧めした内容は、ご意向や経済状況等を含め社内の「お客様情報カルテ」に記録・管理し、ご契約後の状況変化を踏まえたアフターフォローに活かします。
●特に留意を必要とする下記のケースは、丁寧に説明し、対応いたします。
①高齢のお客さま、投資経験のないお客さま等に対しては、時間をかけて丁寧かつ十分に説明します。(満70歳を超えるお客さまの場合には、当社からの説明や契約・お申込の際、70歳未満のご家族同席をお願いしております。)
②お客さまと当社が利益相反する場合には、その内容や理由等を説明します。
③契約時・契約後にご負担いただく費用がある場合、その金額・内容等を説明します。
④価格変動リスクのある商品の場合、内容およびメリット・デメリットを説明します。
⑤公的保険制度等、加入の検討に必要な付随情報を提供し、必要な保障額等の全容についてご理解いただけるよう説明します。
⑥法人を契約者とする保険については、保険本来の趣旨を踏まえ、節税などの付随的な目的でなく、保障を主たる目的としてご加入いただくようご案内いたします。
<取組方針3>「ご加入後のサポートに関する取組み」
当社は、基本指針で目指す「地域一番店」たり得るためには、地域で一番お客さまに寄り添う代理店であるべきであると考え、行動指針に「お客さまをバックアップするスタッフは、コミュニケーションを密にして、サポート体制を構築します」を掲げ、ご加入後の細やかなアフターフォローに努めています。
よって、保険に関する各種お手続きはもちろんのこと、定期的な情報提供などに努め、これらのサポートを通じて、新たな価値を創出してまいります。
【取組内容3】
●ご契約後の保険金、給付金などのお支払い、契約内容の確認、変更手続きのサポートを
速やかに行います。(2022年度保全総数570件)
●ご契約や商品その他新しい情報等について、アフターフォロー活動により定期的にご提供しています。(お客さまの誕生日に合わせた「誕生日カード」のお渡し、「価格変動商品」における価格変動情報の提供、高齢者への内容確認など。)
<取組方針4>「お客さまの声を経営に生かすための取組み」
当社は、経営理念「社員一同で皆さまに愛される地域一番店を目指します」の実現のためにはお客さまの声を経営に生かす取り組み、そしてお客さまとの密なコミュニケーションが不可欠であると考えています。
よって、お客さまから寄せられる声に真摯に耳を傾け、都度適切かつ速やかに対応するとともに、これらを経営や社員への啓蒙に活かし、お客さまの満足度向上に向け努力し続けます。
【取組内容4】
●お客さまから寄せられる苦情は、都度苦情管理シートに記載し、進捗確認を行うとともに当該保険会社にその内容を報告しています。
●ご契約後に「お客さまアンケート」を取得し、その声を踏まえて改善に努めています。
(KPI⑤参照)
●苦情やアンケート結果は、社内で分析・検証のうえ、結果を社内に公表し、再発防止策等の周知を行っています。
<取組方針5>「従業員のレベルアップのための教育および評価に関する取組み」
当社は、基本指針「私達プランナーは誇りを持ち、その価値を創出します」を実現するためには、社員が仕事に「誇り」を持てる環境、すなわちお客さまにも会社にも認められているという実感と自信を持てる環境を提供することが必要であり、会社を単に報酬を受け取る場所ではなく、常に働く喜びを感じられる場所となるよう努力する必要があると考えています。
そのため、当社は、「定期的に最新の情報を得るための勉強に努めます」を行動指針に掲げ、社員が常にお客さまにご満足いただける商品・サービス、そして付加価値を提供し、自身がレベルアップしているという実感を持ち続けられることを目指しています。
また、この推進に向け、社内の各種制度や労務環境および社員レベルアップのための教育態勢を計画的に整備し、社員が安心して働ける環境を創造していきます。
【取組内容5】
●保険会社等による研修を継続的に実施し、知識・販売スキルの向上に努めています。
●コンプライアンス責任者を任命し、社員研修等を実施しています。
●毎年、生命保険協会の継続教育研修を受講しています。(2023年10月完了)
●社員の業績は、業績の達成率だけでなく、業務品質や取り組み姿勢など総合的に評価する仕組みとしています。
<備考>
当社は、生命保険会社・損害保険会社が提供する保険商品をお客さまに販売する乗合保険販売代理店であり、(銀行等金融機関や証券会社等の提供する保険以外を含む業界をまたぐ)複数の金融商品・サービスについて当社が独自にパッケージとして販売・推奨を行うことはありません。また、当社は販売のみを行っているため、保険商品および金融商品の組成(開発)には携わっておりません。
2023年11月更新
AAグループ葵エージェンシー株式会社
代表取締役 齋藤 貴子
以上
お客さま本位の業務運営のためのKPI設定について
「顧客本位の業務運営に関する宣言」に基づく取り組みの進捗状況について定量的に把握し、その取り組みを より一層推進するため、成果指標(KPI)を以下のとおり設定し、その結果について表示しています。
(※key performance indicatorの略、企業目標の達成度を評価するための重要業績評価指標のこと。)
KPI項目
目的など
分野等
目標
2020年
2021年
2022年
①
②
研修実施数
受講率
お客さまの声
お客さまの最善の利益を追求するため、社員のトレーニングを重視しております。
③
お客さま
アンケート
取得数
お客さまの声を経営に反映させることを目的に、集約したお客さまの声を分類、社内で共有を行います。
お客さまのご希望に合わせた情報提供ができるようにアンケートを実施。集めたアンケート結果を元に、お客さまへ最新の情報を織り交ぜた質の高い情報を提供します。
実施数
受講率
24回
79回
155回
292回
100%
100%
100%
87%
ー
ー
ー
※
※
16件
18件
30件
2件
月10枚
取得
※②③については、2021年より集計開始
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<上記に関わる分析結果/変更点など>
上記KPI各項目については、分析結果をもとに改善ないし検討を実施しています。
●研修については、月2回(年24回)を目標とし、2020年期中から重点的対応を開始しています。2022年については、毎営業日実施を掲げたことからも昨年を大幅に上回る実施数となる反面、従業員の異動等で参加率が87%に低下する結果となりました。2023年度からは100%を達成、維持できるよう努めています。
●過去2年のお客様の声としては、主にコロナ禍による入院給付金の請求について、請求集中のため保険会社による支払遅れがあり、これらに対するものが多数を占めています。これらについては2023年5月以降急速に解消されています。また、既契約者から詐欺の疑いを思わせるような相談を受けたため、社内で共有し、注意喚起・チラシ送付等、周知して未然防止に寄与しました。
●お客様アンケートについては、回収数は目標未達成のため、アンケート回収方法の変更、質問項目の検討等を行い、回収率アップを目指しています。その中でお客様のご希望の時間や手段(LINE等)に合わせた連絡方法や情報提供を行っています。
金融庁「お客さま本位の業務運営に関する原則」との対応関係表
本宣言は金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」(https://www.fsa.go.jp/index.html)における原則1~7に則り策定しており、下表は同原則各項目に対する本宣言の該当項目(対応関係表)です。
原則の詳細に関しては、金融庁ホームページをご覧下さい。
金融庁 「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係表